ビルドシステムは make を始め幾つかありますが、21世紀になって make は無いわーということで他のものを探していたところ、Waf がいいという話を聞いたので調べてみました。
まず当たるのは本家の “The Waf Book” です。かなりの力作で、これを読めば Waf の全てがわかるでしょう。英語ですけどね。
これはこれでよくまとまっているんですが、英語&長い!!ということで私の脳では一気に処理できない!!ということで、こちらを読みつつ、”純粋関数型雑記帳“さんの”waf チュートリアル“という記事も参考にさせて頂きました。これはとてもわかりやすいです。執筆者の tanakh さんに感謝です!!
追記としては
- Windows の VS2008 でも使えた!!(exe,lib,dllどれもさくっと生成できた)
- “wscriptの基本的な書き方”の項目にある ”set_options” というのは Waf の仕様変更により “options” になっている
- “ライブラリの作り方”の項目にある ‘cxx cstaticlib’ は ‘cxx cxxshlib'(DLLを作る場合は ‘cxx cxxshlib’)にする
このあたりが気になったところです。特にVS対応は予想外で嬉しかったです 🙂
他にも幾つか仕様が変わっているものの、全て警告が出てどう変更すればいいのかわかるのでとても親切です。