投稿者: chiyama

コンピュータ

CD-ROM image dump with ‘dd’ on Mac OSX(2)

S0R5 氏から、私の努力を全て無にするコメントを頂きました。

S0R5 Says:
1月 19th, 2008 at 10:18:04

それっていちいち手動でマウント解除とかしなくても「ディスクユーティリティ」使えばできるっぽいですよ。
http://allabout.co.jp/computer/macos/closeup/CU20070220A/
これの「CDまたはDVDを複製するためのディスクイメージ作成」のところ。

おお〜。F○ck’nなのは私だったわけですね(涙

ddなんて時代遅れなことしてちゃダメですか…情報ありがとうございます〜>S0R5君

コンピュータ

CD-ROM image dump with ‘dd’ on Mac OSX

Mac OSX 上でdd コマンドを使って CD-ROM からディスクイメージを取り出す方法のメモ。意外とハマります。

イマドキ dd なんて使うな〜っていう声が聞こえてきそうな気もしますね。

単にCD-ROMを挿入してターミナル上で dd をすると、ディスクがマウントされてしまっているためにエラーになる。

[lain:~/tmp] chiyama% dd if=/dev/disk3s0 of=cdimage.iso bs=10240
dd: /dev/disk3s0: Resource busy
[lain:~/tmp] chiyama% mount
/dev/disk1s2 on / (local, journaled)
devfs on /dev (local)
fdesc on /dev (union)
<volfs> on /.vol
/dev/disk0s2 on /Volumes/Data1 (local, journaled)
/dev/disk2s2 on /Volumes/Data2 (local, journaled)
automount -nsl [265] on /Network (automounted)
automount -fstab [306] on /automount/Servers (automounted)
automount -static [306] on /automount/static (automounted)
/dev/disk3s0 on /Volumes/LDOCE_CD2 (local, nodev, nosuid, read-only)

脊椎反射で umount。

[lain:~/tmp] chiyama% sudo umount /Volumes/LDOCE_CD2
Password:
[lain:~/tmp] chiyama% mount
/dev/disk1s2 on / (local, journaled)
devfs on /dev (local)
fdesc on /dev (union)
<volfs> on /.vol
/dev/disk0s2 on /Volumes/Data1 (local, journaled)
/dev/disk2s2 on /Volumes/Data2 (local, journaled)
automount -nsl [265] on /Network (automounted)
automount -fstab [306] on /automount/Servers (automounted)
automount -static [306] on /automount/static (automounted)

そのまま吸い出し。

[lain:~/tmp] chiyama% dd if=/dev/disk3s0 of=cdimage.iso bs=10240
68655+1 records in
68655+1 records out
703035392 bytes transferred in 299.878767 secs (2344399 bytes/sec)
[lain:~/tmp] chiyama%

It works!!

しかしここで問題発生。このままだと CD-ROM が取り出せないらしい。 F○ck’n OSX!!

umount した事が原因ポイので、手動で mount しなおす。

[lain:~/tmp] chiyama% sudo mount -t cd9660 /dev/disk3s0 /Volumes/LDOCE_CD2
chiyama is not in the sudoers file. This incident will be reported.
[lain:~/tmp] chiyama%

おぉう。/etc/sudoers の編集が必要なので、編集。

# %users ALL=/sbin/mount /cdrom,/sbin/umount /cdrom

この行のコメントアウトを外す。その後、再び mount。

[lain:/private/etc] chiyama% sudo mount -t cd9660 /dev/disk3s0 /Volumes/LDOCE_CD2
[lain:/private/etc] chiyama%

上手く行った感じなので、F12 キーを押してディスクを取り出し。ふー。

OSX って、ディスクのマウント周りは気をつけないとハマる事が多い気がする。ネットワークドライブのマウント中に、相手が見えなくなると Finder が反応しなくなるとか。

コンピュータ

ジョブズの卒業式スピーチを字幕で

mbp&co: ジョブズの卒業式スピーチを字幕で

Mac, iPod, iPhoneを世に出した、アップルの創業者でもあり現CEOのスティーブ・ジョブズが2005年に行った感動的な卒業式スピーチ。
もう何十回も見たスピーチに、字幕を付けてみました。

このスピーチが行われた当時、私も日本語訳と原文両方にあたってとても感動した事を覚えています。今回字幕付きのバージョンでムービーを見返してみましたが、本当にこのスピーチは素晴らしい!!心が震えるというのは、こういう時を言うのでしょう。

一度文章で読んでるよ〜という方も、ぜひムービーで見る事をおすすめします。 文章とは違って表情や声のトーン、雰囲気まで伝わってくるので全然違います。

-Stay hungry, Stay foolish.

書評

ちょいデキ!

ちょいデキ! (文春新書 591)

北斗神拳のごとき達人仕事術より、誰でもできる太極拳的仕事術を

会社に朝早く行くのもダルい、ムダな仕事はできるだけしたくない、残業なんてしないでサッサと帰りたいと思ってばかりのユルユル(ここまで行くとダメ人間?)な私も本書を読みながら思わず「そうそうそう!!」と頷いてしまいました。

ユルい語り口で語られている内容も、よくよく見れば普通のビジネス書に書いてあるものとそれほど違いはありません。でも、ちょっと視点が違うだけでこれほどまで気楽にできるのか!!と驚くほど、肩の力の入り方が違います。

北斗神拳なんか扱えない凡人の私でも、「壮大な目標は立てない、どうでもいい事からでもいいから、とりあえず何かをしてみる(“コーヒーをいれる”でもいいんだよ!)、大きな目標より小さな目標を立ててちょっとづつやろうよ」なんて語られたら実践せずにはいられません。

この記事も、”五分後の自分”を夢見ながらコーヒーを飲んでから書き始めました。これでちょいデキ!に一歩近づけたわけですから、カンタンカンタン!

書評

効率が10倍アップする新・知的生産術—自分をグーグル化する方法

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法前回のエントリに続いて、勝間和代氏の著書の紹介です。本書は流れ的には年収10倍シリーズの後に続くものとなります。

実は、本書が出た時には”さすがに三匹目のドジョウはどうなんだろう?”と思っていました。ところがどうして、同じ事柄の焼き直しかと思いきやとんでもない!!完全に侮っていました。

年収10倍シリーズは勉強するためのテクニックに重点が置かれた構成になっていたのですが、本書では勝間氏がなぜ、そしてどのようにして自身の知的生産性を向上させてきたのか、氏のベースになっている考え方やアイデアまで含めて包み隠さず書き記されています。

特に私が気になったのは氏が「フレームワーク力」や「ディープスマート力」を身につける事になった経緯とその手段でした。私も何となく聞きかじりや勘でフレームワーク的な情報処理や伝達をする事はあったものの、はっきりと技術として意識をした事は一度もありませんでした。ところが、

「マッキンゼーで、フレームワークのない会話なんて、主婦やサラリーマンのおしゃべりと同じだよね」

とまで言われているフレームワークに焦点を当てて振り返ってみると、これまでも会議中にお互いの会話が噛み合なかったり誤解を生じる場面に突き当たった時などフレームワーク力が足りなかったのではないか?と思える事が多々あります。

この件に限らず、本書は何度も読み返して一つづつ自分のものにする、言うなれば知的生産の為のリテラシーを磨いていくためにすばらしい道しるべになってくれること請け合いです。

書評

お金は銀行に預けるな

お金は銀行に預けるな   金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)年末年始読書記録第三弾。去年立て続けに本を出版して、そのどれもが大ヒットを飛ばした勝間和代氏の”お金は銀行に預けるな”です。

本書は”金融リテラシー”という、普通の人がちょっと目にしただけで全速力で逃げ出してしまいそうなムズカシそうな話題を実例を交えながら簡単な言葉でわかりやすく説明しています。

説明するに限らず、読者が本書を片手にいろいろな情報にあたり、自分の目で見て頭で考えるための手がかりを与えてくれているのが本書の大きな特徴です。

新書なのでザーッと読み流すだけなら1,2時間もかからない分量ですが、本書で示されている生の情報に当たって、自分で考えているとどれだけ時間があっても足りない気がしてきます。実際、私も一度流し読みした後に半日かけて情報をたどって見ましたが、それだけでも新鮮な刺激を感じることができました。

更に後半に進んで実践編に進むと、まるで目の前に勝間氏本人がいて、直々に指導を受けているんじゃないかと思えるような 濃密なカリキュラム(そう、カリキュラムなのです!)が組まれています。さすがにこれは半年~数年、数十年と続く課題なのですぐにこなすことができないので、徐々に身につけていきたいと思っています。

本書を読んですぐに金融リテラシーが身につくわけがないのは当然としても、自分で情報にあたり、自分で考えて、時にはチョット痛い目に遭って、その時にまた考えていくことを繰り返せば近い将来必ず自分の血となり肉となることを感じさせる一冊です。

書評

労働法のキモが2時間でわかる本

労働法のキモが2時間でわかる本正月休み読本第二弾はこの本です。正月からこういうネタってどうよ!?と自分で思わなくもないですが、読んでしまった上にタメになるんだから仕方がない(笑。

私自身、ロウドウホウのロの字も知らない労働者で、会社の就業規則は一通り目を通すものの、それがきちんと法律に裏打ちされた制度なのかどうなのか判断することができなかった人の一人です。

正直な話、今の職場でも運用上かなり問題あるんじゃないの?と疑問に思うことが多かったり、そもそも就業規則に記載されている事項ですらかなり灰色な感じのする項目があるとは思っていたものの、それをどうしたらいいのか?という疑問の答えは全く見当がつかないまま今まで過ごしていました。

そういった問題に対してどこから手をつけたらいいのか、足がかりすら掴みづらい労働関係の法律をより身近に感じて、「あれ?そういえばウチのアレはどうなの?」といった疑問を持つきっかけにするにはとてもいい本です。

それと、この本を読んで思ったこと。この本が社員の机のほとんどに置いてあったら、それだけでちょっとした抑止力になるんじゃないでしょうか。無茶な労働を強制される職場環境は、意識の低い会社だけの問題ではなく、それを問題にしない職場の問題でもあるんですから。

書評

ウェブ時代をゆく

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)あけましておめでとうございます。数年ぶりに再開したBlogも更新が滞り、気づいたら年が明けてしまいました(汗。今年はもっとコンスタントに更新していきたいと思います。

今年最初のエントリーはこの本です。実家に帰省した年末、することもなくて暇だし本でも読もうかと思って書店で手に取ったのがこの本でした。

梅田望夫氏は前作の ウェブ進化論が出版される前から”熱い人だなぁ”と注目をしていたのですが、進化論で熱に当たりすぎたのとBlogのコメント欄で無駄に語りたがる人が増殖したこと、それから当のBlogで将棋ネタが増えてしまってわたしがついていけなくなったなどあって、この一年弱はあまり熱心にウォッチしていませんでした。

そういうこともあって、各所で本書が絶賛されているものを目にしても手に取ってみようという気が起きなかったんです。

今回読もうと思ったのもちょっとした気まぐれといえばそれまでですが、この本は今読んで良かったと思える、すばらしいものでした。

読んだ後に胸の内に残る何ともいえない高揚感は進化論以上のものを感じます。非常に曖昧な概念やヴィジョンを扱っていた進化論と比較して、本書はより現実を見据え、今生きる私たちが何を目指せばいいのか、より地に足が着いた形で語りかけています。

本書が出版された直後、各所でキーワードになった「学習の高速道路と渋滞」を本書で再確認していると、目の前に広がる高速道路の先にわくわくすると共に、後ろから猛スピードで追いつき追い越していく人たちの足音を感じずにはいられません。

一年の最後にこの本を読んで、自分が何をしていこうかと考えることができたのはとても素晴らしい経験でした。

雑記

年収10倍アップ手帳

無理なく続けられる年収10倍アップ手帳2008

先日購入して今か今かと待ち構えていた年収10倍アップ手帳を明日から使ってみることにします。

実は、これまでの2x年の人生の中で手帳なるものを持った事がないのでどうやったら有効活用できるのか、そもそも使い続けられるのか!?とちょっとした不安もあったりしますが、いきなり欲張らずに少しづつ、年収10倍めざして使いこなしていきたいです。

書評

究極の会議

究極の会議

eXtreme Meeting(XM) という言葉を知っていますか?

会議を始めたのに、意見が出ない、まとまらない、そもそもこの会議の目的って何だっけ?など迷走した挙げ句不毛な時間を過ごしてしまったという経験がある人は多いと思います。むしろわたしの場合は、そんな会議しか参加した事がなかったりします(笑

XMはそんな会議を効率的・生産的な場にするための手法です。

eXtreme Meeting なんて聞くとすごく難しそうに感じるかもしれませんが、根っこのアイデアはたった一つ。「会議の目的を “議事録を作る事” と定義する」ということです。まず議事録ありきで会議を始め、議事録が完成した時点で会議を終らせます。こうする事で会議の目的を明確にして、参加者全員の共通の目標を定める事ができますよ、というのが XM の主張です。

そのXMの入門書が、今回紹介する “究極の会議” です。

わたしも所々で XM のエッセンスを織り込んで会議に臨む事もあるのですが、参加者全員の同意の下で本格的に取り組んだ事はまだありません。それでも最近は、いつまでたっても根回しとたらい回しをするばかりで一歩も進まない人たちを目の当たりにしているので、本腰を入れて布教活動をしようかと思っています。

そんな人には本書がオススメです。とても読みやすく書かれている上にボリュームも 150Pほどしかないので、手軽に XM について学習する事ができます。まずは本書で学習したあと、更に必要な部分を抜粋して布教活動用の資料を作るというのが XM 導入への足がかりとして最適です。