投稿者: chiyama

雑記

選択と集中

昨日の反省を元に、やること/やらないことの選択と集中をすることにしました。ドラッカー先生も口を酸っぱくして言ってますしねw

やること

  • Houdini : 毎日夜に必ず触る。すぐに導入できないため即効性のある投資ではないものの、ここで身につけた技術や知識は他のツールでも応用が効く為。
  • 英語:Houdiniの勉強をしつつ、わからない単語や言い回しを身につける。通勤中にオーディオブックも活用する。
  • 読書:朝一時間を読書の時間に充当する。更に、できるだけ書評を Blog に書く。
  • ヴァイオリン:きちんとやる。朝一時間。
  • 投資関係:最近はルーチンワーク化できてきたので、労力を抑えつつ続ける。目標、一日15分以内。

やらないこと

  • RenderMan : 勉強したいのはヤマヤマだけれども、現状実戦投入の可能性がほぼゼロ。MentalRayの方が現実味がある上、レンダリングの実務関係はAwayなのであえて外す。但し、Houdiniの勉強を続ける過程でシェーダやレンダリングまわりをマスターする必要が出てきたら手を出す
  • 物理の勉強 : 長期休暇など、まとまった時間が取れる時に一気にやる。ごく限られた分野だけだったら1〜2週間で分野丸ごと丸飲みする勢いでやったほうが効率がいいため。
  • 英語のみの勉強 : 日常英会話やビジネス英会話の類。まずはCG分野一点突破。
  • iPhone SDKいじり : iPhone 買っていきなりアレなんだけど(笑。優先度は低く。物理と同じく、まとまった時間が取れた時にやる。

断腸の思いで切り捨てたところがあったりするけれど、これでもまだ多いぐらいだなぁ。これをこなすだけで毎日イッパイイッパイになってしまいそう。ダレず、でも焦らず、徐々に軌道に載せていきます。

書評

チェンジ・リーダーの条件

チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ! (はじめて読むドラッカー (マネジメント編))
昨日反省したので(笑、早速ペースを戻すためにドラッカーを読んでみました。

短い時間では到底読み切れる内容ではないので、ザーッと全体の概要を捉えるだけと割り切って 一時間で一冊に目を通すことを目標にしています。

読後に印象に残ったのは、他の本でも目にしたことがある記述が多いです。

  • 自身の事業の定義と定期的な見直し
  • 見直し後の取捨選択
  • NPOにおけるマネジメント
  • 規模の目標:最大ではなく最適
  • 同族企業における同族の扱い
  • 起業家精神のマネジメント:見えないものを見えるようにする
  • “大企業はイノベーションを生まない”という神話

そんな中で”おっ?”と思ったのが、最近日本でも流行している企業買収と防衛に関するドラッカーの見解です。ドラッカーの主張としては、こういった行動は短期的な利益しか生まず、結局は社会にとっても従業員にとってもいいことはないと断言しているのが印象的でした。

雑記

発散気味

最近、いろいろ並行してやろうとして意識が発散して、結局どれもこれも中途半端になる悪い癖が再発してる。

ちょっとまとめると:

  • Houdini : 停滞中。Inrtoduction to Fluid Dynamics の終りが見えた辺りからダラけてきてしまった。仕事で使ってる 3ds max+Particle Flow 調査を優先してやってしまったという点もあるものの、中途半端。
  • ドラッカー : 5冊中 3冊読んで停滞中。
  • iPhone SDK : iPhone を買って、今遊んでいるところ。サンプルコードをコンパイルして実機で動かそうかと思ったら動かず。$99払わないとダメなのか?要調査。
  • RenderMan : “実践CGへの誘い”を読もうと思いつつ積読。もうちょっと最近の文献をあたった方がいいのか?
  • 物理の勉強 : “新・物理入門”を以前買ったものの、全然手つかず。他に、Fluid Dynamics エンジンを一度は自分で書いてみたいと思いつつ、こちらも手つかず。
  • 投資関係 : 唯一ボチボチ進めている。毎日コツコツとやらなくていいのが幸いしてるのか。
  • 読書 : 最近サボり気味。ビジネス書だったら夜にザーっと読めるけど、重い本はそうもいかないのでどうしても後回しになりがち。
  • 英語 : サボり中。語彙を増やさないと…
  • ヴァイオリン : サボり気味。ほとんど週末とレッスンの時しか触ってない。

我ながらこれは酷いw。きちんと計画を立てて消化しないと。あと、やること/やらないことをキッチリ分けるのも。

CG

RenderMan

やっぱり RenderMan コンパチなレンダラ使いたい。RealFlowで作ったアホみたいに複雑なメッシュとかレンダリングするなら RenderMan がベストな気がする。3Delightはあるハズだからこれを使うか…

ただ、RFのデータをRIB化する方法が微妙。maxのRIBエクスポータはどうかと思ったけど微妙な予感。ここはやっぱり Maya を使うのがいいか。

もしくは bin ファイルから RIB に変換するツールを作るか。これはそんなに難しくなさそうな気がするけどシェーダやら何やらをどうするか?という別の問題があったり。そもそも RIB なんてまともに触ったことないしw

とにかくレンダラまわりは経験が少なすぎてわからないことだらけなのが困る。いろいろ勉強しないとなぁ。

CG, コンピュータ, 書評

スティーブ・ジョブズ 神の交渉力

スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)

akiras さんから本を頂いたので、早速読んでみました。

この本はちょっと前に話題になってて、私も読みたいなと思ってたのでちょうどよかったです。

いやいや、この本に出てくるジョブスは、正に極悪非道、鬼畜と言うしかない酷い人物です。自分の気に食わないことをした人間は即クビ、どんなに会社に貢献した人物だとしても、存在した痕跡すらすっきりと消してしまうほどの非情さを持つなど、伝説のスピーチをした人間と同一人物とは全く思えないです。

だからこそ今の Apple があり、PIXAR があるんだとも言えるんでしょうが近くにいる人はたまったものじゃありません(笑

ただ、本書の内容はどこまでが事実で、どこからが著者の主観や憶測で書かれたことなのか曖昧な点が多すぎるので話半分、どちらかと言うと読み物として楽しむ程度に留めておいたほうがいいんじゃないかとは思いました。間違っても、ここに書かれているジョブス像を鵜呑みにして同じように振る舞うなんていう愚行だけはやめましょう(笑。ジョブスだからこそできることなんですから。

あと、各エピソードの終りに挟まれている著者の小噺が一々鬱陶しいです。途中からこの部分は読み飛ばしてしまいました。松下幸之助とかの話をされてもねぇ…本書が想定している読者は興味を持つ話なのかもしれないですけど。

コンピュータ, 雑記

復活

昨日から自宅ネットが不通になっていたのですが、ようやく復活しました。

原因は、昨日行なった電話設備工事で間違って私の家の線を切ってしまったからだそうで。困ったものです。

その時の言い訳がまたアレで、「線が古くて劣化してたみたいで、ハズみで切れちゃったみたいです」だそうで。えぇ〜;;

まあ、即日対応してもらえたしよしとしますが。

それにしても、自宅ネットが繋がらないとメールは受けとれないしアンテナは使えないし困りものです。やっぱりどこかにサーバーを借りた方がいいのかなぁ。

書評

フォーカス・リーディング

フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術

私の速読の師匠、寺田さんが本を出版されたので私も購入しました。

内容はセミナーやらメールマガジンで述べられていることとそれほど変わらないのですが、これだけの情報が一冊の本にまとまっているというのはありがたいです。この本を10分読むだけで速読法のおさらいができるんですから!!

私はちょうど一年ぐらい前にセミナーを受けたんですが、それ以前と以後では別次元と言えるほど読書に対する取り組み方が変わったのを覚えています。最近は読書もサボり気味で、速読力がかなり落ちてきてしまっているのでちょっと危機感を覚えているんですが…

速読というと、”1分で一冊!!”とか、とにかく人並み外れた速度で本を読むことができる能力と勘違いされがちなんです。しかし、それは”速読”の一面でしかないんですね。

速読の本当の力は実はそこにあるのではなく、”読書をする”ということに幅と奥行きを持たせることにあります。例えて言うと、普通の人は 60Km/h で公道を走ることしかできないのに、ある人は時には4Km/hの徒歩の速度で、またある時には300Km/hのF1の速度で街中を探索できるということです。

そういうことができれば、自ずと読書から得ることができる情報量・質もコントロールできますよ、というのが核心です。

もちろん、自分に読んだ本の内容を受け止めるだけの器がなければ何もなりません。そういう本は、速度にも読後の情報量にも如実に現れます。私がドラッカーを読んでも、一度で全く理解できないのもそのせいです(笑。

実際のセミナーは受講料も結構いいお値段するんで誰にでもオススメできるわけではないですが、こちらはポッキリ1100円。オススメです。

おっと、最後はダンコーガイみたいな締め方になっちゃった。

Chiyama the Focus Reader

書評

テクノロジストの条件

テクノロジストの条件 (はじめて読むドラッカー (技術編))

はじめて読むドラッカーの技術編、”テクノロジストの条件”。方向性が似通っていることもあって、前出の “明日を支配するもの”と被っている部分もあったので復習もかねて読み進めることができた。

歴史

  • これまでの”歴史”は西欧諸国の発展史でしかなかった
  • 日本やアジアの台頭により、本当の意味での歴史が始まった

情報革命

  • 現在の情報革と同程度の革命は、過去にも起きている
  • 印刷技術の発明に始まる産業構造の変化、宗教改革

マネジメント

  • 知識を評価するのがマネジメントの仕事ではない。
  • 生物が新陳代謝をするのと同様、過去のものを捨てることが大事
  • 過去が捨てられず、むしろ維持するためだけに優秀な人材を浪費している組織が余りにも多い

テクノロジスト

  • かつては労働と技術は全く別のものと捉えられていた
  • 単なる労働者でも知識人でもない。理論と技能を身につけた者
  • 個人が持つ知識や技術が資本の為、流動性が高い

イノベーション

  • 価値の創造
  • イノベーションを行なえない組織は生き残ることはできない
  • 大企業が起業家的ではないというのは正しいわけではない
  • 既存の事業がイノベーションの障害となる

本の内容のほとんどが消化できていない…あと数回は読み直さないと。

書評

明日を支配するもの

明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命

はじめて読むドラッカーで言及した通り、ドラッカーの著書を購入したので、徐々に読み解いていきます。

今日は”明日を支配するもの”を一通り読んでみました。

こういった本はあまり手に取ったことがない上に、内容自体がドラッカーの思索を本にまとめたようなものなので、一度読んだだけでは全てを消化しきれませんでした。せいぜい、後半ぐらいになってやっとボンヤリと形が見えてきたかな?というぐらいです。

そんな状態なので、詳しい感想は2回目以降に取っておきます。

最初にざっくりと読んだ限りでは、本書で言われている “明日” というのが、既に “今日” になってしまっている印象が強いです。最初に出版されたのが 1999年という、普通でも一昔と言われる時代なのだからしかたがありません。むしろ、”今日”になってしまっているからこそ今すぐにでも行動を起こさなければいけないのかもしれません。

本書を読んだ後だからこそ現在のドラッカーの思索を垣間見てみたいという欲求に駆られます。が、氏は既に亡くなってしまっているのでそれが叶わないのが残念です。