投稿者: chiyama

コンピュータ

冬休みの課題:Broadcast Yourself!

一昨日のことですが、遂に念願のビデオカメラを買っちゃいました。機種は Canon のHF11

先日書いた記事では候補にすら上がっていなかったのですが、某氏の助言からいろいろ調べたら、意外といいんじゃない?っていうことでこれに決めました。

で。買ったからには何か使わねばってことで、今週は休みだし冬休みの課題と称して Youtube デビューをしてみたいと思います。ネタは、先日おわったプロジェクトで使えないかと思って休みの日に作ったもののお蔵入りしてしまったプログラム。


アカウント作成
まずは Youtube のアカウントを作るところからですが、これはすんなりと作れました。philosy という名前が使われてしまっていたので philosy08 です。

撮影・編集
次に素材の撮影。手元には iMovie HD しかないので、これを使います。が、ここで大ハマり。DV WideScreen なプロジェクトにビデオ入力経由で録画をすると、画面が縦長になって両側に黒が入ってしまいます。画面ではきちんとなっているんですけどね。。。

いろいろ試したところ、最初に 4:3 のプロジェクトで録画をしておいて、その DV ファイルを 16:9 のプロジェクトに持っていけばいいようです。これは面倒臭い :-(。Final Cut Express ならここらへんはさっくりと行けるんでしょうか?発注はしたので、到着次第確認したいと思います。

アップロード
ムービーの撮影・編集が終ったらあとは YouTube にアップロードすれば完成。ファイルの転送が終っても、サーバー側で再エンコード処理をするのでしばらく時間がかかります。

完成
そんなこんなでできたムービーはこちら。 Hello World!

あれ。4:3 になっちゃった orz。。。

雑記

物欲

最近、ビデオカメラが欲しくて色々物色しています。

 まず第一候補は驚異の 1200fps 撮影&フルHD動画撮影可能な CASIO EX-F1。ハイスピード撮影がしたいなら、唯一の選択肢です。難点はデジカメとして見るとちょっと中途半端に感じるスペックと、サイズ。気軽に持ち運ぶにはちょっと大きいです。

次は SONY の HDR-TG1。このサイズで1920×1080のHD撮影ができるのは驚異です。あと、デザインも他から飛び抜けてイイ!!このサイズだったらポケットに突っ込んでおいても気にならないですしね。気になるのはちょっと寄った時の手ブレ具合と、43mm〜という画角。もうちょっと広角だったらなぁと思います。

 あとは SONY の HDR-CX12。型落ちで安ければ HDR-CX7 もアリ?ここらへんは買っても外れがない、安全路線ですね。尖ったところは無いけれども安心して買えそうな気がします。CX7 を買う時に気をつけないといけないのは、メモリースティックが別売なのでこの金額も頭に入れて検討する必要があるところです。画角は40mm〜ですが、いざとなったらワイドコンバージョンレンズが着くのがTG1 との違いです。

 それから番外w で Canon の 5D Mark II。一眼レフカメラなのにHD動画撮影もできてしまう、今季大注目のモンスター。しかしレンズ込みで40万円ww。気軽に持ち運んで、ガンガンぶつけながら使い倒すっていう使い方は絶対できないです。あと、私が使っても絶対使いこなせない(笑。宝くじが当たったり、竹薮で一億円見つけたら考えますwww

こんなところでしょうか。それぞれに特徴があって、悩みどころです。

雑記

おわった。。。

今週末でプロジェクトがおわりました。長かった。。。。私が参加したのが去年の 3 月末だから、丸々 9ヶ月やっていたことになります。これだけ長いあいだ一つのプロジェクトに関ったのは初めてですよ。道理で夏の記憶がないわけだww

R&Dも含めて製作のほぼ全期間携ることができただけあって、かなりテンコ盛りな内容でした。ぱっと思いつく内容だけでも

  • パイプラインの構築
  • シミュレーション関係R&D
  • リギング
  • 各種ツール開発
  • エフェクト

こんな感じですか。

プロジェクトを終えて、冷めないうちにちょっと感想をまとめてみたいと思います。

CG

xsi@fxpodcast

最近、何故か更新されていない fxpodcast の 10月末の “SOFTIMAGE|XSI7” が秀逸です。Softimage の Bill Roberts へのインタビューですが、これがもうマニア垂涎の情報満載です。

以下、私が気になったところを抜粋します。

・Crosswalk

ソフトウェア間の違いを意識しないでデータをやりとりするための仕組み

・Fluid Dynamics on ICE

Ben Houstonが設立した Exocortex Technologies, Inc. との提携。Ben Houston は  Frantic FilmsDeadline を作った人。また、Floodの主要開発者。

・Houdini との違い

“It’s brilliant package. But, Hard to learn.”

・XSI の位置付け

“Platform”。その上で特定の分野にフォーカスしたパッケージを提供する。 FaceRobot, ICE, etc.

・その他

コンポジットシステムとかサラウンドとか

 

Platform 化の話が出たのは正直驚きました。確かに Face Robot とか ICE だけを見ると一ツールとしたら今までにない規模のものだなぁとは思っていたのですが、 XSI をプラットフォームとして見れば納得です。

 

この回以外にも、fxpodcast は聞いてて面白いです。各プロダクションの動向がわかるのはもちろん、インタビューをする相手も素人なのでハイテンションなまま横道に逸れながら 延々話を続けたり、かと思えば聞いてるこっちが眠くなるほどローテンションで語って、それにつられてインタビューアも妙にテンションが低かったりとかバラエティに富んでいます。

雑記

古い会社が腐る理由

っていう記事を書こうかと思ったけどいろいろ黒くなりそうだからやめたww

そんなことを考えながら、私は今日も無事に生きています。 とりあえず来月頭までは俺ガンバ!!

風のウワサだと来年はトンデモないプロジェクトが振りかかってきそう!?俺ガンバorz

CG

ソニックワールドアドベンチャー』オープニングCG

【タレコミ】 すばらしいレイアウトとアニメーション『ソニックワールドアドベンチャー』オープニングCG

これはスゴい!!日本でもこんな作品が作れるんだなぁ。SEGA は数年前から大規模に求人をして、いろいろなところから人を引っぱってたみたいで、その効果が現れてきてるのかなと感じます。

これを見るとモチベーションが上がりますね。私も精進しないと!!

それにしても、これまで着実に力を蓄えてきたところとそうでないところの差が目に見えて出てきてます。これからはもっと差が開いていくんでしょう。これまではハッタリやヤッツケ、努力で何とかなってきたかもしれないですが、これからはそれだけでやってきたところは消えていくか、CMなど規模の小さな仕事を回していくことになるんでしょう。

CG

Autodesk Signs Agreement to Acquire Softimage

 Autodesk Signs Agreement to Acquire Softimage

 今日一日、CG系 Blog はこの話題でもちきりでした。私は乗り遅れましたがorz

 Alias が買収された時もかなり驚きましたが、今度は Softimage ですか。これで名実共に Autodesk 帝国の できあがりというわけですね。

 それにしても、Autodesk が何をしたいのかサッパリわかりません。ゲーム系の強化?まあ確かに、ゲーム関係だと XSI のシェアが高いのはわかるんですがだからって XSI を買えばいいのか?っていうとそれも違う気がするし。

ユーザーからすれば、近い将来この三つのソフトが統合されて新しいプロダクトが発表されるのなら喜ばしいことなんですが反面開発速度の鈍化や価格の高止りの恐れもあるわけで、複雑な気持ちです。

まあ、正直なところハイエンド系アプリケーションは得意不得意があっても機能としては似たり寄ったりで近年は行き詰り感も感じてきているのでCG製作プラットフォームとしては統一してしまってもいいんじゃないかと思います。

…そのプラットフォームが糞じゃなければwww

その他ソフトウェアベンダーやCG製作会社は、そのプラットフォーム上で何如に商売をするかを考える時代になってるんじゃないかと思うのです。これまでもその傾向は強かったんですが、これからはもっともっと顕著になっていくのではないでしょうか。

そうすると気になるのが、我らが Houdini の存在です。 気持ち的にはこれからも独立して開発を続けて欲しいところではあるんですが、現実的には XSI 上の ICE のようにどこかのプラットフォーム上で動作する一ツールとして進化をする道も探っていくんじゃないかなと思います。今はまだ Houdini の能力を受け止めるだけの力を持ったプラットフォームが存在しないので独立して開発を続ける意味があるしそうでなければ存在できないですが、次の世代のプラットフォームが姿をあらわした時に大きな変化が起こるかもしれません。