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Houdini tutorial 進捗 – 10 Advecting Particles

Voxel Fluid を扱うためのチュートリアルの最後。これまでの内容をきちんと理解していれば、さらっと流せる内容になっている。

  • とりあえずVoxel Fluid とそれに干渉する RBD Object を作る
  • RBD Object だけに重力が影響するようにしたほうが結果が判りやすい感じ
  • Create Particle シェルフの Emitter ボタンで Particle Source を作る。
  •  できたParticle を選んで、Drive Particle シェルフの Advect by Volume をクリック
  • Voxel Fluid の計算結果がParticle に影響するようになる
  • POP Network 中にできた Advect By Volumes ノードが全てよろしくやってくれるらしい。
  • Velocity Volumes パラメータ中の文がよくわからない。ちゃんと調べないと。

これで Voxel Fluid  系のチュートリアルは一段落。今後は Particle Fluid の話が続くみたい。

これまでの内容は週末に復習しておかないと。

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Q.,indivi/ComeBAby.EP

ComeBAby.EP-2CD-

週末,渋谷に買い物に行った時のこと。買ったジーンズの裾直しを 待っている間に街中をふらふらしていたときに入った HMV で 普段はあまり試聴しないクラブ系の棚でふと足を止めて 試聴機にかけられたCDを聞いていると……

そこに流れてきたのは聞き覚えのある au w31k の CM 曲!!

そのときは体中に戦慄が走りました.まさかこんなところで 出逢えるとは!!本当に細い、細〜い繋がりが繋がった瞬間でした.

デモリールを観たときから、この曲はすごく気になってたんですけど、 今まで CD にもなってないし只の CM ソングなんだろうな程度にしか 思っていなくて、探そうという発想もなかったんです。

そうしたら!!何気なく聞いたその一枚が正にそれじゃないですか。 迷うところナシでレジに直行したのは言うまでもなく、 最近は一日中このCDをかけっぱなしです。

POP でチョット可愛くて、爽やかで…… この CD も聞いてるだけで私をシアワセにしてくれる そんな一枚です

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ALWAYS 三丁目の夕日

ALWAYS 三丁目の夕日 豪華版

先週から続いていた作業も一段落してちょうど 仕事に穴が空いたので,山盛りの作業が残っている人たちの
冷たい視線を背中いっぱいに受けながら8時前に退社. そりゃあもう目を合わせる人全員からものすごいツッコミを 受けましたとも(汗.

久しぶりに早く帰れた(8時で早いってのもどうかとは思うけど…ので, 借りてた “ALWAYS 三丁目の夕日” を観ることにしました.
この作品,普通の人たちの評価も高かった(らしい)上に, CG屋さんの間でも “CGスゲーーーー!!” って話題になってたんで, ずっと観たかったんですね.

……で,感想はというと…

泣いた(T∀T)!!!!
幸せになった!!!

この映画はスゴイ!!
真っ直ぐ,素直に “懐かしくて暖かくてそして熱かった昭和” を描いていて,映画を観てる間中ずっとシアワセ感一杯に 浸ることができます.

CG も劇中かなりの部分で使ってるのに全然それを意識させずに, 違和感なく映画とストーリーに没入できるんだから大したものです.

ここ数年間観た中で,最高の映画です.

その後メイキングを観たんですが,これを観てまたビックリ. “こんなにCG使ってたの!?”って思えるぐらい
馴染んでるんですね.こういうのを見ると,”負けてられるか!!”と モチベーションがググッと上がります.

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ゾーン

Joel on Software の書評を読んでいると,必ずといっていいほど
言及されているものに “ゾーン” というものがある.曰く:

知識労働者にスペースと静かさとプライバシーを与えると生産性が上がることについては、たくさんの報告がなされている…(中略)…知識労働者というのは,「フロー」あるいは「ゾーン」として知られる作業に完全に没頭して周りのことを忘れた状態にいるとき、最もよく働く。
(中略)

問題は「ゾーン」状態に入るのが簡単でないという点だ。…(中略)…もう一つの問題は、何かあると簡単にゾーンから追い出されてしまうということだ。

というものだ.そのため,プログラマには静かな仕事環境とプライバシーを確保し,ちょっとやそっとのことでは集中を乱されないようなクリーンルームのような環境を準備するべきだと述べられている.

たしかに,”ゾーン”状態に入っている時の作業効率の脅威的な向上自身の体験にも当てはまる.私の経験からすれば,この状態に入るには自宅で作業をするのが最も適している.

自宅であれば(各種誘惑はあるものの)自身の環境を全て自分でコントロールすることができる.他の人からつまらない雑用を頼まれることもないし,周囲の雑音に心を乱されることもない.

けれども,私のようなインハウスツール作成を生業にするようプログラマの場合,会社でクリーンルームに突っ込まれてしまっては仕事にならない.私の場合はツールを作る(Develop)のは当然ながら,周囲の人と対話をし,仕事を理解してそこに潜んでいる需要を堀起こす(Research)ことが最も大事かつ難しい仕事なのだからだ.

そのため,周囲の言動から目を背け,耳を塞いでしまうような行為を行なうことはできない.そんなことをするのは自殺行為に等しい.

では, Research と Develop の区切りをどうやってつければいいのだろうか.

ところで.”ゾーン” に入るには,本当にクリーンルームのような環境が必要なのだろうか?もしくは,年柄年中 “ゾーン” に入っていないと解決できないような仕事ばかり目の前に転がっているのだろうか?……そんなことはない.大抵はスライム級かせいぜいキングスライム級の仕事ばかりだろう.

そんな仕事をやっつけているときは,開発を続けつつ,現場で作業している人に混ざって Research をしていればいい.
ちょっと手強い敵が現れた時だけ,集中する為に周囲の音をシャットアウトする.

このとき,私の場合はお気に入りの音楽に助けを求める.大事なのは,既に何十回何百回と聴き込んで次にどんな曲が流れるのか,どんな音が出てくるのか判っているものを選ぶことだ.Shuffle なんてとんでもない!!発見はいらない.欲しいの予定調和だ.

ヘッドホンで音楽を聞けば余計な雑音はシャットアウトできる上に,次に何が起こるのか,思考の流れを自分の支配下に置くことができる.そのため,ゾーンとは言わないまでも高いレベルの集中力を維持することができる.

この程度の集中レベルの良い所は,途中で割り込みが入った場合でも比較的容易に同じレベルまで集中しなおすことができる点にある.通常の仕事なら,このレベルで十分こなせるだろう.

新しいツールの設計をしたり,〆切間際で完成度をどんどん上げていかなければいけないときなど,全力でその問題と戦わなければいけない時だけ,一人になれる場所に開発機材ごと席を移す.

このときだけは,電話もかかってこない,人もほとんど寄りつかないようなクリーンルームのような空間が必要になる.そして,この空間の確保こそが一番の問題にもなる.幸い,私の会社にはスタジオがあるのでそこを利用させてもらっているが,それがなかったら自宅で作業することになるだろうか.

長々と書いたが,結局は

  • “ゾーン” が必要な仕事は限られている
  • 集中のレベルをコントロールするのが大事
  • 要の部分だけは周囲との交流を断って仕事をすることも必要

という,極々当たり前のことを書いただけだ.もちろん,一人で全ての作業をこなし,普段から周囲と対話をしなくても仕事ができるような人ならば(私にはそんな仕事は想像できない!!)最初から最後までクリーンルームに籠って存分に “ゾーン” に入ってもらえばいい.