KATANA でカメラを作ってカメラから見たシーンの表示をしてみます。
KATANA 上ではカメラもプリミティブや Alembic キャッシュと同様、ノードから作ることができます。
使用するのは Camera Create ノードなので、Node Graph 上で Tab キーを押して作成します。
また、カメラから見ることのできるものを用意する必要があるので Alembic_In ノードを使って .abc ファイルを読み込みます。
そして、これらを一つのシーンとしてまとめるために Merge ノードに繋ぎます。
ただ、このままではカメラもオブジェクトも原点に存在するため、カメラを移動します。Node Graph 上で Merge ノードをダブルクリックで選んで Viewer 上でカメラオブジェクトを選び、w キーを押すとカメラを移動することができます。ちなみに回転は e 、スケールは r です。このあたりの操作は 3DCG ソフトに慣れていれば何となく直感的に使うことができます。
カメラを移動したときにカメラからどのように見えるのか確認するには Viewer 領域の下部にあるメニューから、表示するビューポートを選択します。
また、既存のビューポートは残しつつ新たにカメラ用のビューポートを作成したい場合、プルダウンメニューから Viewer(Hydra) を選んでタブを追加し、ビューポートを設定すればよいです。
そんなこんなでカメラからのビューを設定するとこのようになります。