CG, KATANA

KATANA で Merge ノードを使ってみる

今日は KATANA の機能のうちでも恐らく触ってみないと想像がつかない、でも触ってしまうとこれなしでは考えられないであろう機能、Merge についてです。

Merge を一言で言うと、3D シーンでコンポジットソフトの合成と同じことをおこなう機能です。。。と一言で済ませられるならいいんですが、これは実際に動いているものを見てみないとナンノコッチャ?という感想しか沸かないので試してみます。

まず、PrimitiveCreate を使って Sphere と Cube を作成します。それぞれ作成するパスは /root/world/geo/polysphere と /root/world/geo/cube です。同じ位置にあると結果がわかりづらいので translate に値を入れて位置をずらしておきます。

そして、この二つを Merge に入力します。するとどうなるでしょう。

/root/world/geo 直下に polysphere と cube が配置されました。こうして二つのツリーが一つに合成されたのです。こうすることで、たとえば別々に取った Alembic キャッシュを読み込んで一つのツリーにまとめることができるようになります。

更にすごいのは、Merge はノードベースで処理が行われているため、一つの KATANA シーンファイルの中で複数の異なるツリーを持つことができるのです。たとえば、今回作成した PrimitiveCreate, PrimitiveCreate1, Merge はそれぞれ別のツリーを持っていますし、Merge ノードをもう一つ増やして別の合成をするとそれも別のツリーとして存在します。これが一シーン中に一ツリーという既存の CG ソフトとの大きな違いです。

例えるなら、今まで 3DCG 制作と言えば一枚の紙にレイヤ情報も何もなく絵を描いていたところに、パーツ毎にレイヤを分けてレイヤを組み合わせながら作業を進めることができるようになった感じでしょうか。これはとても画期的です。

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