CPI の VPS サービスも、テストサーバーの環境が整ったので使ってみました。テストに使用したのは VS-01 という、一番安いタイプのサービスです。
まず一番戸惑ったのが、他人が設定したサーバーを触って(しかもLinux)環境構築をした経験がほとんどないので、どこに何があって、何が設定されているかを調べるのが大変ということでした。
いろいろ試していたら Web ベースの管理ツールでそれなりに管理できることがわかってきたのですが、この管理ツールもなぜか似たようなものを二つ使い分けるらしく、どこにいけば何の設定ができるか?がわかりにくかったです。
更に悪いことに、メモリの制限が思った以上にキツくて複数のssh接続をしたまま Web 管理ツールからパスワードの変更をしようとするとメモリ不足で失敗するという状態で、正常に動かないのが設定が悪いのかメモリのせいなのか、まずそこから調べる必要があるのでとても効率が悪いです。
それでも何とかならないか?と試行錯誤したものの、mysqld と httpd を動かした時点でメモリ使用量を 90% 越えた時点で断念。これはちょっと辛いです。ちょっとしたコンパイル作業もできないです。
メモリも、実際に使える量は free や top で確認できるものよりもかなり少ないようで、普段の感覚で使おうとすると更に厳しいようです。そのあたりの情報は
ここが参考になります。
結局、VS-01 は私の用途には足りず、VS-02 を契約したとしても不安が残るので VPS のサーバーを使うのは見送ることにしました。
ということで、残る選択肢は 2 つ。今仮運用しているさくらのサーバーをそのまま使うか、自宅でのサーバー運用に戻るか。さて、どうしようか。。。。