月: 2023年7月

苺栽培マシーン

ランナーで苗を増やす

苗の追加では、ある程度育った苗を買ってきて植え替えてみました。この方法なら即座にそれなりの大きさの苗が手に入るのと、専門家の手で育てられた健康な苗を使うことができるメリットがあります。反面、土で育てられているため植え替える前に土を洗い流す必要があります。これがかなり大変で、一時間ほどがんばっても奥の方まで取りきることができなかったです土があると水が痛む原因になりますし、ポンプの故障の原因になるため、できるだけ避けたいところです。

そこで、今回は既に植わっている苗から延びてくるランナーを使って苗を増やしてみます。

ランナーはこんな感じに、親株から延びてきて先端に子供の苗ができています。

子供の苗をスポンジで挟んでカップに入れ、近くの苗を避けて作ったスペースに置きます。あとはスポンジがいい感じに湿っているので、苗から根が延びてスポンジに定着してくれるはずです。

親株の近くのスペースを開ける煩わしさはありますが、それさえできればとても簡単です。前回は根が出る前にランナーを切ってしまったのが敗因だと思われるので、この方法なら定着も良いのでないかとおもいます。

苺栽培マシーン

苗の追加

この猛暑で苺栽培マシーンの苗のかなりの数が枯れてしまったので、苗を追加する必要が出てきました。ただ、以前収穫した苗は根が出る前にランナーを切ってしまったせいか経過が良くなく、枯らしてしまいました。しかもこの暑さでは外に植えている苗からランナーを取るのも難しいので、市販のポット植えされている苗を転用してみることにしてみました。

ポット植えされている苗はもちろん土に植わっているため、そのままでは使用することができません。まずは土を可能な限り洗い落として根だけにします。これが結構大変で、ポットの中には根がビッシリと張っていてなかなかほぐすことができません。プロが育てた苗の凄さを実感します。

何度か水を変えながら、一時間ほどかけて二本の苗を用意しました。見ての通り根がビッシリです。

この苗を苺栽培マシーン弐号機と小型閉鎖型植物工場に配置します。

土で育てるときの根と水耕栽培で育てる時の根は種類が違うので、このまま新しい根が育ってくれれば実験は成功です。この方法のメリットは、農家の手である程度まで育てられた元気な苗を使うことができることですね。

苺栽培マシーン

ゲーミング苺栽培マシーン

ここのところの猛暑で苺栽培マシーンの苺がかなりのダメージを受けてしまったので、家の中で一番気温の安定している作業部屋に移動しました。

気温が安定しているのはいいんですが、作業部屋には日光がほとんど入らないのでこのままでは苗が育たないので、LEDを光源として配置しました。使用したのは小型閉鎖型植物工場で使用したのと同じものです。

写真に撮るとゲーミング!!っていう感じで映えますね。笑。ただ、使用しているLEDの数は変わらない割に照らしている面積は5倍くらいになっているため、このままだと照度が全然足りません。別の光源を追加するなどして対応する必要があります。