月: 2023年3月

苺栽培マシーン, 電子工作

苺栽培マシーンの状態を記録する

苺栽培マシーン弐号機には各種センサを搭載しているので、状態をモニタリングすることができます。

現時点では水位・水温・EC値(液肥の濃度)の三つが計測できるので、定期的に計測して記録しています。下の図が数日間記録を続けた結果です。

3/3に水位が上がっているのは、この時に水を追加したためです。その影響で水温やEC値が下がっていることがわかります。この時に3ℓの水を追加したのが3日間で半分くらい減っているようなので一日に500ml程度は液肥が減っているようです。思ったよりも減りが多くて驚きます。

水温は14~18度くらいの間を行き来しています。グラフがガタガタしているのは、一時間ごとに液肥をマシーン内で循環させるため、その影響です。これを見れば液肥を循環させるためのポンプにトラブルがあっても気づくことができそうです。

EC値が少し高めなので、当面は肥料は控えめにした方がよさそうです。この値がちょっと安定しなくて、頻繁におかしな値が計測されてしまうので改善が必要です。

苺栽培マシーン, 電子工作

苺栽培マシーン弐号機建造

苺栽培マシーン壱号機が順調なので、残っている苗を育てるために弐号機を作ります。

Blogでも記事にしてきた、弐号機作成のために試行錯誤した回路を整理して基板に起こし、センサーやら何やらをレイアウトしていきます。

回路作りと並行して本体の作成も行っていきます。塩ビ管に切り込みを入れてヒートガンで熱して穴を開けていきます。実はこれが苺栽培マシーンを作る工程で一番大変なところです。

加工ができたら塗装をします。実用上は塩ビ管のままでも問題無いのですが、今回は見た目も多少良くしておこうということで塗装もしてみることにしました。

本体ができたら設置をします。奥にある壱号機と比べて段違いに大きいです。やはりというか色が塗ってあると見た目の良さが全然違いますね。こういうアート作品がありそうです。

これが今回植える苺たちです。弐号機を作るのに時間がかかってしまったため、こんな状態で花が咲き始めてしまいました。日当たりもあまり良くなかったので、新しく出た葉の色も薄いですね。申し訳ない、、、、

植え付け完了です。さすがに40株以上の苗が植わった苺栽培マシーンは迫力が違います。

数日経った後の様子です。順調に育ってきているようです。壱号機の苺もモリモリとできてきています。

これで苺栽培マシーン弐号機の設置は完了です。弐号機は溶液の水位や水温、EC値も計測できるようになっているので、引き続きそのあたりのシステムの整備を進めていきます。