月: 2008年8月

雑記

振り返り

週末も終るので、選択と集中の振り返りをしてみます。

  • Houdini : 0%。全く手つかず。帰宅後、Blogを書いたりするとすぐに時間がなくなってしまうのでどうしようか。
  • 英語 : 20%ぐらい? Houdini と絡めての勉強は全くできず。通勤時間のオーディオブックは以前から習慣化しているので続けている。ただ、新しいことをきっちり身につけているかというと微妙。
  • 読書 : 100%。毎日、何がしか読んでいる。初めて読む本も読み返す本も混ぜてボチボチと進めている。
  • ヴァイオリン : 75%。選択と集中を決めてから一番変わった。目標時間よりは短いものの、朝に練習しようっていう弾みになっている。
  • 投資関係 : 100%/-50%。目標は達成。ただ、一日15分以内というのは守れない。ちょと時間をかけすぎた。
  • Mental Ray : 仕事の合間にボチボチと進め始めたところ。

 とりあえず時間割とか仕組み化ナシでやってみて、60%ぐらいの達成度かな。立ち上がりとしては上々じゃないかと思う。今週も、ちょっとづつバランスを見ながら 試していこう。目下の課題は、帰宅後の時間の使い方をどうしようかというところ。Houdini の時間をどうやって捻出しようか。

書評

金持ちAさんになるエクセルの賢い使い方

金持ちAさんになるエクセルの賢い使い方

図書館でぶらっとしていたら面白そうな本が目に止まったので借りて読んでみました。

私も各種シミュレーションをするのに Excelにはお世話になっているので、”何か面白い使い方でも見つかれば御の字かなー”っていう程度で Excel テクニック本として軽い気持ちで借りてみたいんですが、これがいい意味で予想を裏切られる内容でした。

基本は金持ち父さんなどの資産形成本と同じなのですが、日本の事情を考慮した上でより具体的な数字を示して、どのような戦略を取ったら十億クラスの資産を形成できるのか、詳細に分析をしているのが他の本との大きな違いです。日本人が、”20エーカーの土地を75,000ドル”と言われてもピンとこないですからね。

そういった数字的な根拠を上げながら、作者の作成した Excel シートを使って不動産や保険、税金といった諸問題を分析していくスタイルは参考になるところが多いです。シミュレーションをすると身に染みて感じるんですが、投資関係って結構絶妙なバランスを取って行動しないとすぐに回らなくなっちゃうんですよ。

まあ、最終的には時間と自分の頭を使って試行錯誤しながら自分独自の計算表を作成することになるのでしょうが、最初に例があるのと無いのとでは全然ちがうでしょう。

その本書の中でも、私の一番の収穫は”Webクエリ“。これは知らなかった。Webページのデータを自動的に取り込むことができる機能は、使いこなすとかなり便利そう。ちょっと考えただけでもいろいろと応用例が思い浮びます。

コンピュータ

TMPDIRの怪

自宅 Mac を Leopard に変えてからいろいろとトラブルが起きているんですが、その中で一番不可解なのが謎の TMPDIR 環境変数。

chiyama@lain:/etc[121]% echo $TMPDIR
/var/folders/Jo/Jonjry+EHaeb9BGfWDzB2k+++TI/-Tmp-/

‘+’ が入ってたりして気持ち悪いなぁとかもあるんですが、一番の問題はこのディレクトリの権限が 700 になっていて、オーナーしかアクセスできないところです。

この TMPDIR 、OS のどこかで設定されているらしくていろいろなプログラムの起動のタイミングによってオーナーが変わることがあるみたいです。すると、他のプログラムはこのディレクトリが使えなくなってしまうのでいろいろ困ったことになるんですね。

一通りググってみたんですが根本的な解決策が見つからない状態で、しかたがないので手動で

chiyama@lain:/etc[122]% sudo chmod 775 $TMPDIR

とパーミッションを変更して凌いでいます。でも、これって OS が再起動する度に戻っちゃうんですよね…何かいい解決策はないものなんでしょうか。

CG, 書評

PROGRAMMING MENTAL RAY 第一章

PROGRAMMING MENTAL RAY

“RENDERING WITH MENTAL RAY” はビックカメラに在庫が無くて取り寄せで一週間かかるとのことなので、それは注文するとしてとりあえずは”PROGRAMMING MENTAL RAY” を読んでいくことにしました。

今日は仕事の待ち時間に第一章(+二章途中まで)読了。第一章は mental ray の機能説明なので概要だけなのかな?と思って甘く見ていたら結構詳細に書かれていて驚きました。名前は出てこないものの、マイクロポリゴンの解説やパラメトリック曲面の分割アルゴリズム、果てはメモリマップドテクスチャの話など、盛りだくさんです。

第二章もちょっとだけ目を通したんですが、こちらは多少なりとも .mi についての知識と経験がないとキツイかも。書いてある内容はわかっても、実際に理解して使えるか?と言われると無理(笑。あんまり詳細にこだわらないでザーっと目を通しつつ、サンプルデータを触りながら感覚を身につけたほうがよさそうな感じです。

で、本家の mental images: Literature のページを見て気付いたんですが、原書は第二版が出てるんですね。こちらなら ver. 3 に対応してるとか(涙。日本語版は…無理でしょうねぇ。第一版ですら採算度外視だったみたいですし。

とりあえずは古いけど日本語版で勉強して、そのうち原書に当たることにしますかね(弱

CG, 雑記

RENDERING WITH MENTAL RAY

RENDERING WITH MENTAL RAY

“選択と集中”と言っておきながら、”RENDERING WITH MENTAL RAY” は読んでおこうかなと思います。自宅で読むんではなく、会社でシミュレーション待ちとかレンダリング待ちの隙間時間にちょくちょくっていう感じで読みます。

最近は重いシミュレーションをかけたりして小一時間待つことが多々あるんで、待ち時間が結構バカにならないんですよね。本当は超速マシンを導入して待ち時間を短縮するべきなんでしょうが、それもなかなか叶わないのが現実です。まあ、ボーッとしたり Blog 漁りをするよりは百倍有意義でしょう。

個人的には Menral Ray ってあんまり好きじゃないんですけど(具体的に何がってわけじゃなく、イメージがw)、今メインのレンダラとして使うなら一番現実的な選択肢だと思います。プロダクションレベルで実績もあるし、何より 3ds max で使うとライセンス無制限っていうのが貧乏プロダクションには嬉しい限りなんですね。

…で、思い立ったが吉日ってことで早速 Amazon で注文しようとしたら、何と3〜5週間待ちじゃないですか!!ガッデム!!5週間もあったら、一通り読み終っちゃうよ!!

有楽町のビックカメラに在庫があるのなら、そこで買うことにします。iPhone効果でポイントがかなり溜まってるから一万円も払わずに買えるはず。明日朝一で問い合わせてみることにしますかね。

雑記

選択と集中

昨日の反省を元に、やること/やらないことの選択と集中をすることにしました。ドラッカー先生も口を酸っぱくして言ってますしねw

やること

  • Houdini : 毎日夜に必ず触る。すぐに導入できないため即効性のある投資ではないものの、ここで身につけた技術や知識は他のツールでも応用が効く為。
  • 英語:Houdiniの勉強をしつつ、わからない単語や言い回しを身につける。通勤中にオーディオブックも活用する。
  • 読書:朝一時間を読書の時間に充当する。更に、できるだけ書評を Blog に書く。
  • ヴァイオリン:きちんとやる。朝一時間。
  • 投資関係:最近はルーチンワーク化できてきたので、労力を抑えつつ続ける。目標、一日15分以内。

やらないこと

  • RenderMan : 勉強したいのはヤマヤマだけれども、現状実戦投入の可能性がほぼゼロ。MentalRayの方が現実味がある上、レンダリングの実務関係はAwayなのであえて外す。但し、Houdiniの勉強を続ける過程でシェーダやレンダリングまわりをマスターする必要が出てきたら手を出す
  • 物理の勉強 : 長期休暇など、まとまった時間が取れる時に一気にやる。ごく限られた分野だけだったら1〜2週間で分野丸ごと丸飲みする勢いでやったほうが効率がいいため。
  • 英語のみの勉強 : 日常英会話やビジネス英会話の類。まずはCG分野一点突破。
  • iPhone SDKいじり : iPhone 買っていきなりアレなんだけど(笑。優先度は低く。物理と同じく、まとまった時間が取れた時にやる。

断腸の思いで切り捨てたところがあったりするけれど、これでもまだ多いぐらいだなぁ。これをこなすだけで毎日イッパイイッパイになってしまいそう。ダレず、でも焦らず、徐々に軌道に載せていきます。

書評

チェンジ・リーダーの条件

チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ! (はじめて読むドラッカー (マネジメント編))
昨日反省したので(笑、早速ペースを戻すためにドラッカーを読んでみました。

短い時間では到底読み切れる内容ではないので、ザーッと全体の概要を捉えるだけと割り切って 一時間で一冊に目を通すことを目標にしています。

読後に印象に残ったのは、他の本でも目にしたことがある記述が多いです。

  • 自身の事業の定義と定期的な見直し
  • 見直し後の取捨選択
  • NPOにおけるマネジメント
  • 規模の目標:最大ではなく最適
  • 同族企業における同族の扱い
  • 起業家精神のマネジメント:見えないものを見えるようにする
  • “大企業はイノベーションを生まない”という神話

そんな中で”おっ?”と思ったのが、最近日本でも流行している企業買収と防衛に関するドラッカーの見解です。ドラッカーの主張としては、こういった行動は短期的な利益しか生まず、結局は社会にとっても従業員にとってもいいことはないと断言しているのが印象的でした。

雑記

発散気味

最近、いろいろ並行してやろうとして意識が発散して、結局どれもこれも中途半端になる悪い癖が再発してる。

ちょっとまとめると:

  • Houdini : 停滞中。Inrtoduction to Fluid Dynamics の終りが見えた辺りからダラけてきてしまった。仕事で使ってる 3ds max+Particle Flow 調査を優先してやってしまったという点もあるものの、中途半端。
  • ドラッカー : 5冊中 3冊読んで停滞中。
  • iPhone SDK : iPhone を買って、今遊んでいるところ。サンプルコードをコンパイルして実機で動かそうかと思ったら動かず。$99払わないとダメなのか?要調査。
  • RenderMan : “実践CGへの誘い”を読もうと思いつつ積読。もうちょっと最近の文献をあたった方がいいのか?
  • 物理の勉強 : “新・物理入門”を以前買ったものの、全然手つかず。他に、Fluid Dynamics エンジンを一度は自分で書いてみたいと思いつつ、こちらも手つかず。
  • 投資関係 : 唯一ボチボチ進めている。毎日コツコツとやらなくていいのが幸いしてるのか。
  • 読書 : 最近サボり気味。ビジネス書だったら夜にザーっと読めるけど、重い本はそうもいかないのでどうしても後回しになりがち。
  • 英語 : サボり中。語彙を増やさないと…
  • ヴァイオリン : サボり気味。ほとんど週末とレッスンの時しか触ってない。

我ながらこれは酷いw。きちんと計画を立てて消化しないと。あと、やること/やらないことをキッチリ分けるのも。

CG

RenderMan

やっぱり RenderMan コンパチなレンダラ使いたい。RealFlowで作ったアホみたいに複雑なメッシュとかレンダリングするなら RenderMan がベストな気がする。3Delightはあるハズだからこれを使うか…

ただ、RFのデータをRIB化する方法が微妙。maxのRIBエクスポータはどうかと思ったけど微妙な予感。ここはやっぱり Maya を使うのがいいか。

もしくは bin ファイルから RIB に変換するツールを作るか。これはそんなに難しくなさそうな気がするけどシェーダやら何やらをどうするか?という別の問題があったり。そもそも RIB なんてまともに触ったことないしw

とにかくレンダラまわりは経験が少なすぎてわからないことだらけなのが困る。いろいろ勉強しないとなぁ。