Maya 標準のリジッドボディシミュレーションは、シミュレーションしたいオブジェクトの形を真面目に計算してしまうので結構重いです。Physx や ODE であればサクサク計算できてしまうようなシーンでもスムーズに計算できなくてイライラしている人が全国に百万人ぐらいいることと思います。
Physx や ODE が軽いのは、ジオメトリを単純な箱や球形状に置き替えて計算しているからです。この方法であれば、数千ポリゴンもあるような複雑なオブジェクトでも簡単に計算ができます。
しかし、Maya ではこのような proxy オブジェクトを計算する方法が用意されていません。困りました。proxyオブジェクトで計算させてコンストレインでハイモデルを動かすようなことをしてもいいのですが、あまり cool な方法とは言えません。
そこで、 rigidBody ノードに入力するメッシュを差し替えることで proxyオブジェクトを使ってリジッドボディシミュレーションを行う方法を考えました。
もしかしたら、この方法は FAQ に載っているようなアタリマエな方法かもしれません。
max から乗り移るために Maya の勉強をしていて、自分で見つけた嬉しさの余り書いた記事なので、やさしく見守って(そして、コッソリ教えて)ください 🙂