作業をする際、多くの種類のマテリアルをアサインしたり、ショットシーンで大量のアセットを読み込んでそれぞれに Lookfile をアサインしたくなります。
これまでやっていたように、一つ一つ MaterialAssign ノードなどを作成してそれを繋げてもできるのですが、ノードグラフが無駄に長くなりますし、管理も煩雑になってしまいます。
このような問題に対応するため、GroupStack ノードが用意されています。
たとえば、下図のように複数の MaterialAssign が連なっているケースを例にしてみます。
これでも要求は満たしていますが、見た目も良くありませんし、MaterialAssign ノードを増減するために Node Graph を更新しなければいけないので管理も煩雑です。
そこで GroupStack ノードを作って MaterialAssign ノードを選択し、Shift+中ボタンクリックでドラッグアンドドロップします。
すると、GroupStack ノードに MaterialAssign ノードの情報が登録されました。GroupStack ノードを元々あった場所に繋げると、元と同じ状態になります。
GroupStack ノードは一つのノードに対して同じ種類のノードを複数登録できます。反面、異なる種類のノード(MaterialAssign と LookfileAssign とか)を一つのノード中に含めることはできないです。また、登録できるノードの種類は一入力一出力のものに限られます。このあたりは、ノードの性質を考えれば妥当な仕様ですね。