基板を自作するにあたって、プリント基板設計ツールを使用する必要があります。今回は、 RS Components が公開している回路図面や基板パターンのアートワーク設計できる無料のCADツール、DesignSpark PCB(以下 DSPCB)を使用します。回路設計ツールとしては Autodesk EAGLEも無料版があり、「【アイロン不要】プリント基板を自作してみよう【生基板】」でもEAGLEが使用されているようですが、基板サイズや層数、非商用限定などの制限が多いようなので、今後使用することを考えるとちょっと躊躇してしまいます。(→と思ったら、EAGLE って Fusion360 との抱き合わせなんですね。Fusion360に課金すればEAGLEまで使えて機能無制限と考えると、かなり悩ましい。。。)
ただ、現時点ではDSPCBを使用して基板エッチング用のパターンをどのように出力するのかわかっていないので、ここで困りそうならその時点で方針を考えることとします。
DSPCBのインストール
DSPCBのサイトからインストーラを落とし、インストールします。また、DSPCBを使用するためには DesignSparkのアカウントが必要なようなので、アカウントも作成しておきます。このあたりは特にハマることも無く、サクサクッと進んで無事に DSPCB の起動までできました。