USD のリポジトリには KATANA 用プラグインも含まれています。ビルドも難しくなく、KATANA プラグインビルド用のオプションを追加して USD をビルドするだけですんなりいけます。
ビルドができたら、KATANA が USD プラグインを認識できるように起動スクリプトに手を加えます。私はこのようにしました。
#!/bin/sh
export KATANA_ROOT=/opt/Katana3.0v6
export DEFAULT_RENDERER=arnold
export USD_INSTALL_ROOT=/opt/usd
export KTOA_ROOT=/opt/KtoA-2.2.1.0-kat3.0-linux
export "KATANTA_TAGLINE=With KtoA 2.2.1.0"
export KATANA_RESOURCES=$USD_INSTALL_ROOT/third_party/katana/plugin:$KTOA_ROOT
export KATANA_POST_PYTHONPATH=$USD_INSTALL_ROOT/third_party/katana/lib:$KATANA_POST_PYTHONPAT
export PATH=$KATANA_ROOT/bin:$KTOA_ROOT/bin:$PATH
export PYTHONPATH=${KTOA_ROOT}/python:$USD_INSTALL_ROOT/lib/python:$PYTHONPATH
$KATANA_ROOT/bin/katanaBin "$@"
KATANA を起動すると、PxrUsd から始まる名前のノードが選べるようになっています。
PxrUsdIn でサンプルシーンを読んでみました。
※ZUp なようなので、TransformEdit で X 軸に -90° 回転を加えています
これで、KATANA でも USD を使用することができるようになりました。