昨日はアセット用 .abc ファイルと、それに使用する .klf ファイルを一つづつ選んでシーンを構築してみました。
が。
そんなことを実際のシーンでやっていたらめんどくさくて禿げちゃいます。アセット100個、名前を指定しながら読み込むとか無理デスヨネー。
しかも、Maya など前段階の作業でアセットの読み込みはしているため、どのアセットが必要なのか既にわかっているはずです。その情報をそのまま使いたいというのが人情です。
そんな時には XML ファイルを使用して Importomatic ノードでアセットを読み込むことができます。
まず、シーン構築用の XML ファイルを用意します。
<scenegraphXml name="Zombie_OnFire" version="0.1.0">
<instanceList>
<instance type="reference" name="zombie" refType="abc"
refFile="/home/chiyama/Documents/katanta/scene_build/Zombie_OnFire_2B.abc">
<xform value="1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1"/>
<lookFile ref="/home/chiyama/Documents/katanta/scene_build/zombie_on_fire.klf" />
</instance>
</instanceList>
</scenegraphXml>
そして、これを Importomatic ノードで読み込みます。
無事にアセットは読み込まれたのですが、マテリアルがついてきていません。これは Scene Graph の階層構造が変わってしまってるためでしょう。この辺りは何度か手戻りを繰り返しながら良い感じになるように Lookdev 用ファイルを作り直したり XML ファイルをみなおして調整する必要があります。
まだちょっと調整が必要ではあるものの、これでレイアウトやアニメーションの時に作成した情報を元にアセットを集めてシーンを構築するためのメドがついたことになります。