書評

ちょいデキ!

ちょいデキ! (文春新書 591)

北斗神拳のごとき達人仕事術より、誰でもできる太極拳的仕事術を

会社に朝早く行くのもダルい、ムダな仕事はできるだけしたくない、残業なんてしないでサッサと帰りたいと思ってばかりのユルユル(ここまで行くとダメ人間?)な私も本書を読みながら思わず「そうそうそう!!」と頷いてしまいました。

ユルい語り口で語られている内容も、よくよく見れば普通のビジネス書に書いてあるものとそれほど違いはありません。でも、ちょっと視点が違うだけでこれほどまで気楽にできるのか!!と驚くほど、肩の力の入り方が違います。

北斗神拳なんか扱えない凡人の私でも、「壮大な目標は立てない、どうでもいい事からでもいいから、とりあえず何かをしてみる(“コーヒーをいれる”でもいいんだよ!)、大きな目標より小さな目標を立ててちょっとづつやろうよ」なんて語られたら実践せずにはいられません。

この記事も、”五分後の自分”を夢見ながらコーヒーを飲んでから書き始めました。これでちょいデキ!に一歩近づけたわけですから、カンタンカンタン!

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