先日購入して今か今かと待ち構えていた年収10倍アップ手帳を明日から使ってみることにします。
実は、これまでの2x年の人生の中で手帳なるものを持った事がないのでどうやったら有効活用できるのか、そもそも使い続けられるのか!?とちょっとした不安もあったりしますが、いきなり欲張らずに少しづつ、年収10倍めざして使いこなしていきたいです。
Philosophy of Hiroshi
eXtreme Meeting(XM) という言葉を知っていますか?
会議を始めたのに、意見が出ない、まとまらない、そもそもこの会議の目的って何だっけ?など迷走した挙げ句不毛な時間を過ごしてしまったという経験がある人は多いと思います。むしろわたしの場合は、そんな会議しか参加した事がなかったりします(笑
XMはそんな会議を効率的・生産的な場にするための手法です。
eXtreme Meeting なんて聞くとすごく難しそうに感じるかもしれませんが、根っこのアイデアはたった一つ。「会議の目的を “議事録を作る事” と定義する」ということです。まず議事録ありきで会議を始め、議事録が完成した時点で会議を終らせます。こうする事で会議の目的を明確にして、参加者全員の共通の目標を定める事ができますよ、というのが XM の主張です。
そのXMの入門書が、今回紹介する “究極の会議” です。
わたしも所々で XM のエッセンスを織り込んで会議に臨む事もあるのですが、参加者全員の同意の下で本格的に取り組んだ事はまだありません。それでも最近は、いつまでたっても根回しとたらい回しをするばかりで一歩も進まない人たちを目の当たりにしているので、本腰を入れて布教活動をしようかと思っています。
そんな人には本書がオススメです。とても読みやすく書かれている上にボリュームも 150Pほどしかないので、手軽に XM について学習する事ができます。まずは本書で学習したあと、更に必要な部分を抜粋して布教活動用の資料を作るというのが XM 導入への足がかりとして最適です。
この本は、ステキです。読んだ感想はこの一言に尽きます。
著者の佐藤哲也氏は地球シミュレータセンター長として地球シミュレータの運営の陣頭指揮を取っている方だそうです(というのも、私はこの方の名前を知らなかった…お恥ずかしい…)。
この本を読み始めた時、最初の方はシミュレータとは全く関係のない事柄が延々と語られていたので”あれれ?”と思って読み進めていたのですが、この一文を読んだ瞬間に全てが一気に繋がりました。
地球シミュレータがまさにホリスティック(全的)であり、システムを「丸ごと」シミュレーションできる可能性を持っていたからである。(中略) デカルト以来の要素還元的考え方を覆す、画期的な道具と見たのだ。
地球シミュレータという命名を、今までは”それぐらいすごいんだよ!!”という意味でつけたんだろうなーと漠然と思っていたのですが、それはとんでもなく浅はかな思い違いだったようです。
確かに、この考え方は今までとは全く次元を超えたところにあります。
しかもこのシステムがすごいのが、核開発など軍事目的への使用は一切行われず、あくまでも”未来を映し出す望遠鏡”として活用することを使命としているところです。そんなスーパーコンピュータ、世界中を探しても他にないですよ!?
本書の後ろの方では、その使命を実行に移した成果を判りやすく披露するとともに、それでも尚残る問題点や、そもそもシミュレーションを行うという行為の限界点とそれらを乗り越えるための工夫が提示されています。
この部分を読んでいる間、ワクワクして仕方がありませんでした。この感覚はこの数年間完全に 忘れていました。本当に久しぶりです。
実のところ、今まで”地球シミュレータ”という余りにもストレートすぎる命名にはちょっとし小っ恥ずかしさも感じていたのですが、この本を読んだ後にはこれ以上ないとても素敵な名前に見えてきました。
OSx86 Project なんていうプロジェクトがあるのを初めて知りました。この人たち、普通のPCで Mac OSX を動かしちゃおう!!という Geek が真っ先に考えつく妄想を実現してしまったのがスゴイです。
YouTube にも動画が幾つか上がっています。デュアルブートもできるみたいだし、かなりいい感じです。
これとは逆に Mac のハードで Windows を動かそうという試みは Boot Camp で Apple 自ら実行しているのは有名です。その場合はモバイル用途で使いたい時には重い・電池の持たない iBook や Mac book Pro を持ち運ばなければいけないのが最大の難点だったのですが、OSx86 ならば Windows 用モバイルノートにインストールして持ち運べるのでかなり使い勝手が良さそうです。Vaio に Mac OSX を入れたりするのってどうよ〜?とか思わなくもないですけどね 😉