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課長論

最近、様々な書評 blog で書評されている “はじめての課長の教科書” の書評で、一際目立った記事がありました。

あなたの会社の課長はどう?成長する会社の課長の役割十箇条

以下は、「はじめての課長の教科書」を読んで、私なりにまとめた「課長の役割 10箇条」です。ご興味を持たれた人は、本を読んで更に学んでいただければと思います。

ここに上げられている10箇条は、常に私が感じている事と見事にマッチしている上、それが的確に言い表されているのが素晴らしいです。

確かに中間管理職と言われているように上司からの叱責に耐え、現場からの突き上げにも耐えるという大変な面もある人たちですが、同時にどちらからも情報が集まって、両方の立場から会社を見渡す事ができる立場でもあるんですね(超大企業になってしまうとそうもいかないでしょうが…)。

そういう人たちが時には上と下とのパイプ役になり、時にはどちらにとっても良き理解者になることができればそれほど素晴らしい事はありません。当人にとっては大変ですけどね。

その逆に、よくない課長が手元に入ってきた情報を元に好き勝手したらどうなるでしょうか?それは火を見るよりも明らかですね。現場のモチベーションの低下、経営陣と現場との断絶、それによる経営判断の狂い…考えただけでも恐ろしいです。でも、きっと日本中どこでも起きている事なんでしょう。

課長だけに限らず、課長的な役割を担うことになっている人、そして課長と少しでもコミュニケーションを取らなければ行けない全ての人が心得ておきたい10箇条です。

課長論”への3件のコメント

  1. はじめまして。小林先生には拙著のポイントを上手にまとめていただいたのですが、そのポイントに関して、少しでも共感していただけたというのは、正直、とても嬉しいです。

    おっしゃるとおり、課長が手元に入ってきた情報を好き勝手に使ってしまえば、組織は大変なことになります。キーマンである課長が、これまで忘れられてきたというのは恐るべきことです。

    また、遊びにきます。今後とも、よろしくお願い致します。

    『はじめての課長の教科書』の著者より

  2. NED-WLT さん

    はじめまして。まさか、著者の方直々にコメントを頂けるとは思っていなかったので驚いています。

    “少しでも共感” どころか、スタンディングオベーションで大絶賛したいぐらいの気持ちです。小林先生の記事を読みながら、思わず大きく頷いてしまいました。

    実はこの記事を書いた時にはまだ本を購入していなかったのですが(汗、その後早速注文しました。今から届くのが楽しみです。

  3. お買い上げ、ありがとうございます。なんだかプッシュしたみたいで申し訳ないです・・・。著者というと随分と偉そうですが、心理的にも、そして実際も、あくまで1人の酔っ払いブロガーですよ(笑)。

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