カテゴリー: 3Dプリンタ

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Adventurer3 のキャリブレーションを詰める

何となく雰囲気で印刷ができるようになったところで、もうちょっと気合を入れて設定を詰めてみることにしました。

参考にしたのはAdventurer3の更に詳しい校正方法(異音・設定・Adventure3)。非常に詳しく手順がまとめられていてとてもわかりやすいです。

まずは、現状を知るために第一層目だけを印刷してみました。ゆうても一応キャリブレーションをしているし、そこそこできるんじゃないかと思いながらやった結果がこれです。

皺だらけで散々な結果です。これを、調整を繰り返すこと数回。以下のようになりました。

一目見ただけではほとんど段差は見られず、ほぼ真上から光を当てて確認してやっと印刷跡がわかるくらいにまで調整ができたことがわかります。右奥のピースの角、ちょうど印刷を開始する部分だけ荒れているのが気になりますがちょっと原因がわからず。

キャリブレーションが結構詰められたので、印刷精度を確認するために作ったデータをラフト無しで印刷してみました。

最初(奥側)は一層目がスカスカだったので次(手前)は一層目の充填率をちょっと上げたらいい感じになっています。一部、プレートにちゃんと喰い付かないでズレてしまっているところがありますが、これはデータの作り方で何とかなりそうなので良しとします。

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フィラメントケースを作る

日本の6月と言えば梅雨。梅雨と言えば湿気。そして、3Dプリンタ用フィラメントには湿気が大敵ということで、何はともあれとりあえず防湿機能付きのフィラメントケースを作りました。

とは言っても3Dプリンタを買ったばかりでどうやってデータを用意したらいいのか右も左もわからないので、まずは先人の知恵をお借りするということできたみりゅうじさんの Blog を参考にほとんどそのまま作ってみることにしました。

この記事と、記事の元になった麦茶さんの動画”【3Dプリンター】フィラメント乾燥&保管 防湿ケース“を見ながらパーツを揃えて組み立てればアッサリと出来上がります。

手始めに、小さいパーツをプリントしてみます。

これで一時間ちょっと。印刷後、プレートから取り外そうとしたらもげてしまったので瞬間接着剤でなおしています。笑。

ボチボチいい感じにできたので、大物の印刷をします。

印刷中。無事に印刷完了しました。これで8時間以上かかっています。時間がかかるとは聞いてましたが、かなりかかりますね。複数台体制で動かしたくなる気持ちがわかります。

そして組み上げた結果はこちら。

配置は要検討ですが、なかなかいい感じです。動きも問題ないようで、この状態で印刷しても正常に印刷してくれます。何より、印刷が終るたびにフィラメントを排出して乾燥剤入りの箱にしまう手間が無くなるのは嬉しいです。

最初は説明を読んでも具体的にどのような感じになるのか全く分からなかった 3D プリンタを使った物づくりの手順を一通り体験することで感覚を掴むことができました。

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3Dプリンタを買った

数年来、ずっとずっとずっと買おうかどうしようか迷っていた3Dプリンタを遂に買いました。機種は FlashforgeAdventurer3

決め手になったのは、6/1に発売された 265℃まで対応可能な高温ノズルの発売です。これまで、筐体が小さいものではここまで高温に耐えられる機種が存在せず、エンプラを試そうとすると筐体が一辺60cmを超えるようなものばかりで置き場の関係で躊躇してしまっていたのです。

そこに彗星のように現れた Adventurer3 と高温ノズルの組み合わせは正に俺得で、発売が発表されて即購入しました。案の定というか、翌朝にはノズルが完売になっていたのでナイス俺判断という感じです。

注文したのが 6/1 夜で、6/3 には早くも到着。早速設置してみました。

店頭では大丈夫な気がしたのに、いざ家に置いてみると大きすぎてドン引きなんていうことも良くあるんですが、このサイズならまあまあ許容範囲内かなという感じで一安心です。

軽いキャリブレーションをしてから、早速プリンタに最初から入っているモデルを出力してみました。

なんてことなはい立方体です。これで10分くらいだったはずです。特に何の試行錯誤もせず、標準のパラメータを使って出力するだけでアッサリとこれくらい奇麗なものが出てくるのはとても嬉しいです。